常識として
もうすぐわれわれ団塊の世代の大量定年時期がやってきます。 二次相続とか物納とかきっと遭遇しそうな問題にあわてないように準備しておきたいものです。 相続税が発生する事案はごくわずかだから関係ないと思っていたら痛い目に会いそうです。 文中に「相続対策は争族対策」という言葉があります。 うまく言ったものです。 この本にかかわっている人は信託銀行の担当者の方々です。 100件あれば100通りの相続があるといわれています。 彼らは日常いろんなパターンの相続を経験しています。 その経験から書かれているので、役立つアドバイスがきっと見つかるとおもいます。 税制はたびたび改正されますが、相続の心構えは変わらないとおもいます。 不動産のセールスマンは不動産の有効活用を言ってくるでしょうし、生保のセールスレディは納税資金準備に保険の利用をすすめてくるでしょう。 そのとき、全体的なことを考えられるだけの知識を得ておくことは必要なことだとおもいます。
円満相続のためのバイブル
相続とは、円満解決があってこそ、相続税が安くなるというごく普通の考え方を取り入れていない書籍が多いので、円満解決の手段を不動産の有効活用を中心に、結構わかりやすく、そして読みやすい構成になっています。 相続税のかかる人が相続全体の5%の人しかいないといっていても、もめている家庭は多いのが現状です。 そこで遺言の効果を検証した事例が載っていて、大変読みやすかったのがよかったです。
円満相続のためのバイブル
一般の方々は、相続なんて関係ないと思っていらっしゃる方が多いと思いますが、相続とは相続税がかかる、かからないかの問題ではなく、被相続人が亡くなった後、喧嘩別れ等を起こさないように、どのような対策が必要かが書かれています。 ただし、見出しは多いのですが、最後は専門家に相談というように、著者も個別に相談を受けているわけではないので、書籍にして説明するには無理があるようで、やや物足りない内容になっていますが、一般のサラリ−マンの方々ならお勧めですが、専門家の方々には簡単すぎる内容になっています。 この本は、サラリ−マンとFPの方をタ−ゲットにした、基礎的な相続対策になっています。
日本経済新聞社
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