東南アジアにこういう見方もある
21世紀はアジアの世紀とも言われ、わが国も東南アジア諸国と今後交流を深めるべきだという議論が盛んに行われている。しかし私たちのアジアに対する歴史観といえば、罪の意識に苛まれた過去の総括を延々と続けるか、逆にわが国がアジアで一番成功したのだという自負に満ちた成功体験の押し付けか、どちらかに偏りがちである。それは現代に限らず、歴史が多くイデオロギーの道具として利用され続けてきたことによるものであろう。その呪縛を解くことは容易ではないが、真の交流などその先にしかないのである。知られざるわが国と東南アジア諸国の交流を教えてくれる一冊。
扶桑社
観光コースでない マレーシア・シンガポール
|