マレーシアの経済発展とアジア通貨危機



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マレーシアの経済発展とアジア通貨危機
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マレーシアの経済史のあゆみとアジア通貨危機の概観がわかる

本書は、マレーシアを事例として、経済のグローバル化による発展途上国の経済変化を解明することを目的にしたものです。
その際、地域レベル・国レベル・世界レベルの動向を並行的に行い、通貨危機を通じてマレーシアが国際競争力を高めていく過程が克明に描かれています。

特に注目なのは第4章「マレーシアにおける日系企業の進出と知的クラスターの形成」と第7章「多国籍企業の展開に伴うマレーシアの知的所有権制度の整備」。
国家的な工業団地の整備による産業集積・知的クラスター形成について、日系企業を中心とした外資の影響が浮き彫りになっています。

今、マレーシア政府は、"MSC"と呼ばれる地域レベルにおける産業集積を国の競争優位につなげることで、持続的な経済成長を実現しようとしています。
そのために必要な技術革新に代表される企業の協力と支援、法的規制の整備などは、既に先進国となった日本においても参考となる事例ではないでしょうか。
「開発輸入」により発展を続ける中国経済・タイ経済等との比較も、今後一層必要かとおもいます。
アジアの経済史を考える上で、是非お勧めしたい一冊です。



古今書院
ASEAN先進経済論序説―マレーシア先進国への道







         
         

         
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