「夜のオンナ」はいくら稼ぐか? (角川oneテーマ21)
















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「夜のオンナ」はいくら稼ぐか? (角川oneテーマ21)
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あまりにもマクロ的

本書が取り上げている風俗嬢、ヌードモデル、ストリッパー、AV 女優などは午前中から仕事を始める機会も多く「夜のオンナ」とは言えないだろう。「女を売る商売」とでもした方が良いのではないか。

ホステスの項では、同伴、営業電話、バレンタインや誕生日のプレゼントと言った店外での拘束時間や出費、遅刻やノルマ未達成の場合のペナルティについて触れていない。これらを差し引いた実質的な収入も明らかにして欲しい。

夜間パートの主婦が金をつぎ込むものとして、韓流、昼クラ、パチンコにかなりのページが割かれているが、これらと夜間パート主婦の強い関連が証明されている訳でもないので違和感を覚える。風俗産業と切り離せないアリバイ会社や定期検診の費用についてでも言及した方が良い。

AV 女優なら深夜番組への出演や一般作の脱ぎ要員などでも稼いでいる訳で、むしろ AV 出演料のみと言う方が稀だろう。そう言う副収入も含めた収入も割り出して欲しい。

あまりにもマクロ的で、私としてはあまり楽しめなかった著作である。著者は実際に遊んだ経験が少ないのではないか?
アングラマネーの出所、流れ先

夜の女の稼ぎと消費先までを数字を(予測を含め)リアルに使って、詳述している書。
私自身は、この書物にあるような女性がらみの金を使ったことは、キャバレーくらいしかないが、多くの人が自分の財布から出て行く金が、このような産業を潤していることは驚嘆されるであろう。
最後に付録で諸外国の状況も取り入れており、合法のピンサロもある国などを知って、知識が深まった。アタッシュにいれていて、ちょこちょこ読むのに適した本だった。感謝
11.3兆円。うーんそうか…

銀座の高級クラブ、キャバクラ、ソープ、デリヘル、ラブホテルetc。夜のオンナの職種毎にどれだけの金が動いているかが推計されていくのだが、そのすべてを合計すると年間11.3兆円になる。巨大といわれる風俗産業(あるいは夜の商売)ではあるが、あらためてこの数字を目の当たりにすると、ただ驚くばかりであった。

当たり前だが、扇情的な表現はなく、淡々としたエコノミストらしい文章で数字と推計の根拠が示されるだけなので、読み物的な面白さはないが、推計の過程そして導き出された数字は充分刺激的である。

サラッと書かれているが、統計資料が殆んどない業界のため、データは著者のフィールドワークに拠っているとある。エコノミストの著者がどのような顔をして彼女らと接していたのかを想像するとチョッとおかしくもある。きっとフットワークの軽い人なのだろう。

いかにも最近の新書らしいタイトルだが、その内容は、知識・学問の入口という旧来の新書らしいものだ。面白いしタメになる。ただ、著者の職業柄致し方ないのだろうが、「終章 日本の夜のオンナをどうするべきか」は、経済的な視点に偏っているように感じられた。勿論、それは大事な視点だと思うのだが…

焦点がすばらしい。

キャバクラ・セクシーキャバクラ・ソープランド・AV女優等を中心に、それらの仕事をする女性はいくら稼いでいるのか、またそれらの仕事がどれくらいの経済効果を生んでいるのか、様々なデータを参考にしながら解き明かしていく本。

最近の新書のタイトルって嘘が多い。
もちろん購買意欲を誘うためにはある程度は仕方が無いと思うし、戦略だと思うけど、タイトルに惹かれて買ったのに中身はほとんど関係ない・・・・・というのはやっぱりムカつく。
でも、この本は本当にタイトル通りで、ピンと来た人は読んでみても大丈夫。

筆者は、日本の売春防止法は逆にそういった身体を使った仕事をする人々を苦しめているのだと言う。そして、売春を合法化してきちんとした環境を整えるべきだと。
それが正しいか否かは別にして、面白い調査をしたなあという点では間違いなく評価できると思う。

ただ、筆者が独自に行ったアンケート調査は、少しサンプル数が少なすぎる気がした。
統計学的にみて正しいのかどうかは、知りません。
食物連鎖だな・・・

夜の世界・・・一体幾らのお金が動いているのかを「現実的な数字」を用いて詳細に解説。
そもそも、夜の世界はホストクラブを頂点とするピラミッド構造(お金が吸い上がって行く仕組み)が確立している。言わば食物連鎖。
新堂冬樹氏の「黒い太陽」と合わせて眺めていくと、昼間の世界と夜の世界を繋ぐ資金の流れが明らかになると思いますよ。



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